
高知県民なら誰もが知っている「ちくきゅう」。竹輪(ちくわ)ときゅうりを使った簡単な和え物ですが、その作り方は県外の人が見ると驚くこと間違いなし!きゅうりを丸ごとちくわに刺してからカットするという、インパクト抜群の調理法が特徴です。
今回は、高知県民が愛してやまない「ちくきゅう」の本格的な作り方から、失敗しないコツ、さらには相性抜群のお酒まで詳しくご紹介します。
ちくきゅうは、高知県の家庭料理として親しまれている竹輪ときゅうりを使った和え物です。居酒屋でも定番メニューとして提供されており、さっぱりとした味わいで特に夏場に人気があります。
最大の特徴は、きゅうりを先にカットせず、丸ごとちくわの穴に刺してから輪切りにする独特の作り方。この方法で作ると、きゅうりがちくわの真ん中に綺麗に配置され、見た目も美しく仕上がります。
高知県では当たり前の光景ですが、県外の人がこの作り方を初めて見ると「え?そんな風に作るの?」と驚かれることが多く、SNSでも話題になることがあります。

高知県独特の驚きの作り方
なぜ丸ごと刺すのか?
高知県民にとって、きゅうりを丸ごとちくわに刺すのは当たり前の作り方。でも、なぜこの方法が定着したのでしょうか?
理由は実用性にあります。きゅうりを先にカットしてから和えるよりも、丸ごと刺してから切る方が:
- 形が崩れにくい
- 見た目が美しく仕上がる
- 食感のバランスが良い
- 調理時間が短縮される

ちくきゅう専用ちくわの存在
高知県内のスーパーでは「ちくきゅう専用ちくわ」が販売されています。一般的なちくわよりも穴が大きく、きゅうりが通しやすいように作られているのが特徴です。
専用ちくわを使うメリット:
- きゅうりがスムーズに通る
- 適度な弾力で調理しやすい
- 高知県民が愛用する本格的な味
県外の方でも、高知県の通販サイトや一部のオンラインショップで入手可能です。
材料(2人分)
基本の材料
- 竹輪(ちくわ):3〜4本
- きゅうり:1本(ちくわの穴に通る太さ)
- マヨネーズ:大さじ2
- 醤油:小さじ1/2
- わさび:お好みで少々
材料選びのポイント
ちくわの選び方 一般的なちくわでも作れますが、穴が大きめのものを選ぶとより作りやすくなります。高知県産のちくきゅう専用ちくわが手に入るなら、ぜひ使ってみてください。
きゅうりの選び方 太すぎるとちくわの穴に入らず、細すぎると見た目のバランスが悪くなります。ちくわの穴にちょうど収まるサイズを選ぶのがポイントです。
下準備
- きゅうりを洗い、両端を少しカットして長さを調整
- ちくわの穴の大きさを確認
- 調味料を小皿に準備
1. きゅうりを丸ごとちくわに刺す ちくわの穴にきゅうりを丸ごと刺します。この時、きゅうりの先端を少し斜めにカットしておくと刺しやすくなります。
2. きゅうりが入りにくい場合の対処法 きゅうりが硬くて入りにくい場合は、ちくわを電子レンジで10〜15秒温めてください。温めることでちくわが柔らかくなり、きゅうりが通しやすくなります。
3. 完全に通す きゅうりをちくわの端から端まで完全に通します。少し力を入れて押し込むのがコツです。
4. 輪切りにカット きゅうりが刺さったちくわを、1cm程度の厚さで輪切りにカットします。包丁を真っ直ぐ下ろすと、きゅうりが中心に配置された美しい輪切りになります。
5. 調味料を混ぜる マヨネーズ、醤油、お好みでわさびを混ぜ合わせます。
6. 和える カットしたちくきゅうと調味料を優しく和えて完成です。
成功のコツ
- 温度調整:きゅうりが入りにくい時は、ちくわを軽く温める
- 均等カット:包丁を真っ直ぐ下ろして、均等な厚さに切る
- 優しく和える:形を崩さないよう、優しく混ぜる
- 冷やして提供:少し冷やすと味が馴染んで美味しい
アレンジレシピ
わさび風味
基本のレシピにわさびを多めに加えると、ピリッとした大人の味になります。日本酒との相性が抜群です。
ごま風味
すりごま大さじ1と少量のごま油を加えると、香ばしいごま風味のちくきゅうになります。
梅干しを叩いた梅肉を加えると、さっぱりとした夏向けの味わいに。疲労回復効果も期待できます。
彩りアレンジ
薄切りにした人参や大根を加えると、見た目が華やかになり、食感のバリエーションも楽しめます。
ちくきゅうに合うお酒
ちくきゅうの発祥地である高知県の日本酒との相性は抜群です。
- 司牡丹:すっきりとした辛口でちくきゅうの味を引き立てる
- 土佐鶴:まろやかな味わいで、マヨネーズとの相性が良い
- 酔鯨:キレのある味わいで、わさび風味のちくきゅうに最適
冷酒で楽しむのがおすすめです。
ビール
さっぱりとしたちくきゅうはビールとの相性も抜群。特に暑い夏の日の乾杯には最適です。
- 生ビール:爽やかな味わいでちくきゅうの美味しさを引き立てる
- 発泡酒:軽やかな口当たりで、気軽に楽しめる
その他のお酒
- 麦焼酎:高知県民が愛する麦焼酎との相性も良好
- チューハイ:レモンやライム風味のチューハイと合わせて
- ハイボール:すっきりとした味わいで、おつまみとして最適
〇筆者のおすすめ
①高知のキリっと辛口 船中八策。これは冷やで飲んでほしい
②CEL24酵母を用いた飲み口やわらかくキリっとおいしいやつ。
よくある質問(FAQ)
Q: きゅうりがちくわに入らない時はどうすればいい?
A: ちくわを電子レンジで10〜15秒温めてから刺してください。温めることでちくわが柔らかくなり、きゅうりが通しやすくなります。
Q: 専用ちくわが手に入らない場合は?
A: 一般的なちくわでも十分作れます。穴が大きめのものを選ぶと作りやすくなります。
Q: 日持ちはどのくらい?
A: 冷蔵庫で1〜2日程度です。作りたてが最も美味しいので、早めにお召し上がりください。
Q: 味が薄い場合は?
A: 醤油を少し追加するか、塩を少量加えて調整してください。
まとめ
高知県民が愛する「ちくきゅう」は、見た目のインパクトだけでなく、実用性も兼ね備えた素晴らしい調理法です。きゅうりを丸ごとちくわに刺してからカットするという独特の作り方は、一度試すとその合理性に驚かされます。
材料もシンプルで、調理時間も短く、お酒のおつまみとしても最適。高知県の食文化の一端を味わえる「ちくきゅう」を、ぜひご家庭でお試しください。
最初は「本当にこんな作り方で大丈夫?」と思うかもしれませんが、完成した時の美しい見た目と美味しさに、きっと感動していただけるはずです。高知県民の知恵が詰まったこの料理で、新しい発見と美味しい時間をお楽しみください。